ゆらゆらただよう さかな日記

娘2人とダックスとさかな達と暮らしています。全般性不安障害とうつの経験あり。現在はわりと普通に暮らしています。

重度の不安障害、うつだった私が日常生活を普通に送れるようになった理由

こんばんは〜さかなです🐡

 

Xで「さかなさんの病気が良い方向にむかっているのは、どんなことをしたからですか?」とご質問いただきました!

私がやってきたこと、効いたと思うことはいくらでも誰にでも紹介したいです。

本当に辛かったので、もしも誰かの役に立てるならこんなに嬉しいことはないです。

しかし個人差のあることなので、誰にでも当てはまるものではない事はご承知おきください😅

 

まず、私が発症した理由について話します。

私が精神疾患を発症したのは31才の春です。

発症した理由について自分で思っていることは

・もともと心配性、完璧主義、負けず嫌い。

・平日は毎日9:00〜16:00まで仕事→すぐに次女お迎え、家事。

土日も子どもたちとずっと一緒で、自分の時間が全く取れなかったこと。

・夫から子育てへの協力がほとんど得られなかったこと。

・次女のイヤイヤ期で子育てに悩んでいたこと。

・コロナ禍で子どもたちと3人で家にこもらないといけない時期があり、ストレスを感じていたこと。

・職種が自分に合っていなかったこと。

・職場に立て続けにうつ病の方が2人入ってきたこと、そして激しい症状が出ているところを見てしまったこと。

・友人にも何人かうつ病のひとがいたこと。

それと後から思ったのは、両親も若い頃にほんの一時期ですがうつになったことがあり、遺伝的なものもある気がします。

 

出てきた症状を書きます。

・眠れない、不安が襲ってくる。

・少しの物音ですぐ起きる。寝るときの体がビクッとなる現象で起きる。

・いてもたってもいられなくて、家の中や近所の道をウロウロしてしまう。

・喜怒哀楽が無くなる。

・すべての欲が無くなる。

・横になっていても足をジタバタしてしまう。

・常に不安が頭から離れず、何をしている時でも恐怖。

・カレンダーで先の予定を確認したりしたら、簡単な予定であっても怖くて仕方がない。

・外出、外食が苦痛。

・食欲がなくなり約10kg痩せた。

・吐き気もあり。

・耳鳴り、めまいが頻繁に起こる。

・胃腸の調子が悪く、常に下痢。一日に何度も。

・手足、頭、肋骨のあたりがずっとしびれている。

・体温調節ができず、突然身体がブルブル震えだす。

・寝起きの気分が最悪。地獄。

 

私は本やネットで精神疾患を治す方法を調べまくりました。

やったことは

・お酒は完全にやめる

・朝陽を浴びる

・少しでもいいから朝散歩

・鼻うがい

・寝る時間の90分前にあがれるようにお風呂に入る

スマホ、デジタル機器はしすぎない、ねる2時間前からスマホは触らない

・日記をつける。起きた時の気分と1日通しての気分に点数をつけて書く。その日やれたこと、あった出来事、服薬した量、起きた時間と寝た時間、睡眠時間などを書く。

(調子が悪い日でも10点とか20点とかなので、0点ではないんだ。と思うようにする。)

・寝る前に、その日にあった良かったこと3つを書くノートをベッドサイドに起き、ささいなことでもいいので寝る前に書く。その中で一番良かったことを思い浮かべながら寝る。

・不安な時は、YouTubeで自然音を聴いて目をつむる

・ホットアイマスク、小豆のチカラ(肩に乗せるタイプ)で横になってリラックス

・ラベンダーのアロマオイルをいらない布に垂らして、枕元に置いて寝る

仙骨枕で背骨を整える

・10センス法の実践(最後に本のリンク載せます。)

 

樺沢紫苑先生の本を読んだ時に「人生を変えるつもりで生活習慣を変えないと治らない」という言葉を読んで、何でもやってみようの精神でやっていました。

樺沢先生から学んだのは、精神を整えるより、身体を整えれば心もついてくるよ、ということです。

 

病気の療養期間で、私がグッと病気が良くなったなと思う出来事がありました。

療養期間の私は自分の身なりを整えることもできなくなっていて、服もてきとう、化粧もできませんでした。

しかし、少し無理をして、お化粧しておしゃれして、そして頓服薬もしっかり飲んで出かけたことがあったんです。

そのときに久しぶりに「たのしい!」という感情が戻ってきました。

 

あとは不眠の症状が出てからすぐに仕事を辞めたことがよかったかなと思っています。(実際にはとても仕事を続けていける体調ではなかったのでやめるしかなかったんですが💦)

 

そして、すこしでもやりたいと思ったことはどんどんやってみること。

興味を向けられる対象に夢中になること。

私には突然、ハンギョドンという推しが現れまして、ドはまりして癒されていました。

 

あと、心をある程度自分でコントロールすることを練習しました。

例えば「明日から私はとても元気で何でもできるようになる、楽しみだ」という文章を思い浮かべます。

そうすると、心が少し上向きになるのを感じませんか??

自分の心が上向きになる言葉なら、なんでもいいです。

上向きになった状態を覚えておいて、気が付いたときに上向きにする。

私は「心に上向きの矢印のシールを貼るイメージ」をします。

それか、頭の中に「ルンルン♪」という文字を思い浮かべます。

できるだけ、心が上向きになっている時間を1日の中で増やします。

 

私が仕事をお休みしていた期間は7~8か月くらいだったでしょうか。

復職した時は、最初は不安でいっぱいだったので軽めの短時間の仕事から始めました。

始めたばかりの頃は、毎日頓服薬を飲んで行っていました。

しばらくそれで続けて、もう大丈夫そうかなと思えるようになってから、頓服薬を飲まずにカバンに入れていきました。
やっぱりだめで仕事中に飲んだことも何度もあります。

だんだんと環境に身体が慣れていってくれました。

 

家にいると、ずっと病気について考えてしまいますよね。

なので少しずつ働き始めたことは私にとっては良かったと思います。

まずは生活習慣を整えて過ごしつつ、頓服薬には罪悪感を持たないでけっこう使っていました。

使いながら外出を練習して、、外食も食べられないけど家族と行ってみて…ということの繰り返しでした。

 

発症した当時は「結構危ない状態だから、通院の間隔をあけてあげたいんだけどできない。2週間ごとに来て」と主治医に言われていました。

それでも私自身が症状が辛すぎて2週間も待てずに、病院に電話して自主的に診てもらっている状態でした。

注射や点滴も毎回していました。

主治医は入院することになるだろうと思っていただろうと思います。

 

私は完璧主義をやめました。

仕事で「できる人でいなきゃいけない」という考えもやめました。

人生の優先順位を

①自分の体調

②家事育児

③趣味

④仕事

の順に変えました。

仕事は一番最後です。

家に帰ったら、できるだけ仕事のことは忘れてリラックスすることも意識しています。

 

現在は発症から2年が経ち、かなり落ち着いています。

しかし、まだ月一回の通院と服薬はしていますし、完全な健康体ではないです。

心の症状はもうほとんど現れなくなりましたが、自律神経の症状がそんなに重くないですが出ます。

わたしもまだまだ、努力していきます。

少しでも参考になれば幸いです。

 

最後に10センテンス法の本です。

 

かなり科学的に病気のことを説明してくれていますし、信じてとにかくやってみることで変化は訪れると思います。

不安障害だけでなく、他の精神疾患にも効くと私は思っています。

 

なにか質問などあれば、どなたでもコメントいただければお答えいたします!

 

ではでは~。

 

 

 

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