こんばんは〜さかなです🐡
池谷裕二さんの書かれた、モヤモヤそうだんクリニックを読み終わりました。
この本は小学生からの質問に、脳研究者である池谷裕二さんが科学的な根拠をもって答えていく本です。
小学生向けの回答ということで、とても優しく書かれていて、どなたでも読みやすいと思います。
うちの長女(小学校高学年)でも、十分に理解できるくらい。
面白いし読みやすいしで、あっという間に読み終わってしまいました!
数々の小学生からの質問が出てくるのですが、「どうしたら自分に自信がもてますか?」という質問が載っていました。
これは33歳の私にとっても永遠の課題だなぁ…なんて思いました。
池谷さんからの回答です。
辞書で「自信」という言葉を調べてみました。「自分で自分の能力や価値などを信じること」とありました。
そもそも「わたしには力がある」「僕には価値がある」という感情は、どこから生まれてくるのでしょう。
自信をもつためには、もちろん小さなことからでよいので、「努力を続けてきた」「自分をみがいてきた」という時間を重ねていきましょう。
アメリカ・コーネル大学のダニング博士とグルーガー博士は「できない人ほど『自分はできる』と、自信過剰になる傾向がある」という論文を発表しました。
博士たちは3つの現象を指摘しました。
①能力が低い人は、能力が低いゆえに、自分はいかに能力が低いかを理解できない
②能力の低い人は、他人のスキル(技能や技術)も正しく理解できない
③だから、能力の低い人は自分を評価しすぎる傾向がある
なかなか手きびしいコメントですが、能力がある人は、自分を正しく理解できる力を持ち合わせている、ということを伝えているのだと思います。
博士たちは次のような点も指摘しています。
「能力が低い人でも訓練を積むことで自分に足りないものがあると気づき、自分を正しく評価できるようになる」
経験がなければ、未熟なのは当たり前なので、そこから成長していけばよいということです。
ほう…池谷さんは「できない脳ほど自信過剰」という本も出されています。
できない人ほど自信過剰になる、という現象は、心理学でも広く知られているそうです。
私としては、「できない人が自信過剰になる」って、周りには迷惑が多少かかるかもしれないけれど、本人が自信満々で幸せなら、それはそれで幸せな人生なのかなあ?なんて思ったりもしました😅
家族や同僚には嫌われるかもしれませんけどね(笑)
みんながみんな能力がある必要もないし、能力があることが原因で自分に自信が持てないでずっと生きていくなんて…なんか不公平じゃない?と。
「能力がない」と自覚できるのは、能力のある人だけ。
ならば私は能力がなくても自信過剰に生きてみる人生もいいと思いました。
でも、「能力がない」とう自覚があるからこそ、自分を伸ばそうとする気持ちも出てくるんでしょうね。
自分の能力を客観的に見れる人と、そうでない人では、だんだんと差が開いていくのは明らかです。
しかし「能力がない」という自覚で、自分に自信が持てずに潰れていってしまう人もいるでしょう。
なかなか奥深い話だな、と感じました。
ほかにもたくさんの質問、回答が載っています。
よろしければご一読ください🤗
そういえば先日借りた「テスカトリポカ」なんですが…
setsuyakufuansyougai.hatenablog.com
内容が重くて、20ページくらい読んでやめてしまいました😂
私向けの本ではなかったみたいです。
感想を記事にできず残念🙃
そしてしばらくは読書をお休みしようと思っています。
犬を迎える準備と、手芸の方に少し力を入れていきます!
ではでは~。
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