前回の続きです。
約10か月の休養を経て、私はコンビニのアルバイトを始めることにしました。
今までやってきた仕事でレジを触ったことはありましたが、小売業は10年以上ぶりでした。
まずは週に三回、一日4時間ほどから始めました。
コンビニは商品の入れ替わりも激しく、色々なキャンペーンが次々に始まるので目が回りそうでした(笑)
それにホットスナックの作成や宅配便の受付、公共料金の支払いなど覚えることも多く大変でした。
世の中的には「コンビニ店員は誰でもできて時給も低い仕事」的なイメージがあるように感じますが、実際にやってみると臨機応変に色々なことができないと難しい仕事だと思いました。
まわりの同僚たちも、非常に仕事のできる人が多かったです。(私が働いたコンビニがたまたまそうだったのかもしれませんが)
お客さんも急いでいる方が多かったので、レジも早くしなきゃ!と焦りながらやってました。
最初は毎回頓服薬を飲んで出勤しました。
出勤するときはいつも緊張していました。
だんだんと一緒に働く仲間とも仲良くなり、休みの日にランチやお茶をする仲の友達ができました。
少しずつ少しずつ、安心して働けるようになっていきました。
やがて頓服を飲む回数も減っていき、”調子が悪いときだけ飲む”という風になってきました。
私個人としては、バイトをしているほうが気持ちが楽でした。
家に一人でいると、どうしても病気のことを考えてしまい、落ち込んだり調子が悪くなったり。
働いている時間は気持ちが紛れました。
時々は失敗して落ち込むこともありましたが、、
バイト仲間との楽しい会話も、病気の回復につながったと思います。
コンビニで働いていたのは1年ほど。
その間、精神疾患を理由に休んだことは一度もありませんでした。
頓服を使いながら、ラブ先生にも支えていただきながら働きました。
その後どうしても働きたい職場を見つけ、コンビニは辞めさせていただきました。
今でもコンビニ時代の友達と会ったりもしています。
今は新しい職場で新しい仲間とともに頑張っています。
変わらず小売業です。
かなり大きな店舗のため、スタッフも大勢います。
私のほかにも精神疾患を持ったスタッフが数人います。
ラブ先生からの教えの中に「不安障害の人は、周りに精神疾患の人がいる環境が一番よくない」というものがありました。
影響を受けやすく、病状の重い人に引っ張られやすいところがあるからだそうです。
私も一番最初に不安障害を発症したきっかけの一つが「近くにうつ病の人がいたこと」でした。もちろんそれだけが原因ではありませんが。
私は今の職場でも病気のことは言っていません。言えば他の精神疾患を持ったスタッフと病気の話をたくさんすることになると思うからです。
私の病気は、自分の症状に注目すればするほど悪化する、という特徴があると先生にも言われています。
職場では病気のことを忘れて仕事に集中したいというのが本音です。
病気を隠して働いているという状況に後ろめたさを感じることもありますが、今のところはこのまま行こうと思っています。
現在も調子が悪いとき(月に2~3回ほど)は頓服を飲みながら働いています。
私の場合は排卵期ごろに調子が悪くなることが多く、そんな時は朝起きた時から交感神経優位になっているのが分かるので、無理せず薬に頼っています。
それと毎晩の抗うつ薬(レクサプロ)とデパス、ロラゼパムは継続して飲んでいます。
もう少ししたら、薬を減らしていこうね、とラブ先生には言われています。
減薬しても大丈夫なのかな!?ということが今は不安です。
もう何でも不安に感じてしまうのが全般性障害なので仕方がないです(笑)
長かった不安障害発症から現在までの話でした。
お付合いいただいた方、ありがとうございました!
↓今ハマっているグラノーラです。固めの感触が大好き。私はレーズンが苦手なので、こちらを好んで食べています。朝ご飯にガリガリ、小腹がすいたらガリガリ。もう10袋以上は食べてます。豆乳をかけてます。アーモンドは体にも脳にもいいみたいなので、積極的に食べるようにしています!