続きです。
仕事を辞め、子どもを送り出した後は一人の時間になりました。
毎日のように実母が来てくれましたが、実母にも仕事があるため、滞在時間は長くても1時間ほどだったと思います。
このころの体調は本当に最悪でした。
・耳鳴りが頻繁に起こる
・ふわふわとしためまいがする
・常に不安感がある
・時々、心臓がドキッとする
・胃腸の調子が最悪で、常に下痢
・不眠
・手足や胸のあたりにしびれがある
・気持ちが落ち着かず、家の中でふらふら歩きまわってしまう
・立ち眩みがひどい
・体温調節ができず、急にブルブル震えだす
・じんましんが頻繁に出る
振り返ってみると、自律神経失調症状のオンパレード(笑)
一人の時間に何をしていたかというと…
起き上がっているのも辛かったので、横になりながらスマホで自分と同じような人を探し、どうすれば回復していけるのか検索しまくっていました。
掲示板やブログを読み漁ったり、YouTubeで精神科の先生の動画を見たり。
なにか病気をよくしていくヒントがないかと探しました。
その時通っていた内科は先生も優しく親身に話を聞いてくれていて大好きでしたが、出される薬はデパス一択。
抗不安薬のデパスで症状をごまかしているだけでは、今の私の激しい症状をよくしていくのは難しいのでは?と考えるようになっていました。
そこで意を決して、家から車で20分ほどのところにある精神科へ電話をかけました。
コロナ下で精神を病む人が多く、精神科・心療内科の予約はなかなか取れないことはネットで見て知っていました。
しかし運よく、私は電話したその日に初診の診察をしてもらえることになりました。
電話口で看護師さんに症状や今飲んでいる薬のことを話したら「デパスは絶対昼間は飲まないでください!」と注意されました。
そして「今日すぐきてください!」と。
たぶんですが、私の症状が重めだったからだと思います…
私が選んだ病院は大きな病院ではなく個人院です。
今でもこの病院に通っています。
病院に着くと、まずは男性の看護師さんに今までの経緯をかなり時間をかけて話しました。看護師さんのほうからも「手を何度も洗ってしまうとか、鍵をかけたか何度も確認してしまうとかありませんか?」など、どの病気にかかっているのかを特定するために色々な質問をされました。
そしてそのあとは先生の診察。
最初に言われたのは「これは不安障害ですね。全般性不安障害。それとうつ病もありそうだね」でした。
先生は紙に図や用語を書き込みながら丁寧に説明してくれました。
帰るころには5枚ほどになっていて、今も時々読み返します。
病気の仕組み、脳の仕組みをとても分かりやすく書いてくれました。
「調子が悪かったらいつでも来てね。何でも相談して。一緒に考えていこう」という言葉もくれました。これは診察のたびにいつも言ってくださいます。
初診で出された薬はSSRIのトリンテリックス、寝る前に飲む抗不安薬のデパスとロラゼパム、頓服用にこちらもロラゼパム。
さらに「症状が重いので、点滴と注射もしていこうね」ということで、ベッドに横になって看護師さんが処置してくれました。
点滴は体の中のバランスを整え、体調をいい方向にもっていくためのもの。
注射は抗不安薬。飲み薬よりダイレクトに効くという感じだったのでしょうか…
正直に言うと、私の症状が重かったせいかもしれませんが、あまり効果は感じなかったです。でも”処置をしてもらえた”という安心感はありました。
調子が悪すぎて病院に電話して行ったときは、おしりに注射されたこともありました。とっても痛かったです(笑)
トリンテリックスを飲み始めてから、私には合わなかったようで、吐き気がものすごかったです。ご飯を前にしても吐き気がきてしまい、なかなか食べることができませんでした。
そして「このままやせ細っていって栄養失調になってしまったらどうしよう」という新たな不安も生まれました。
実際、私の体重は48kgから39kgまで落ちてしまいました。
現在はもうすっかり48kgまで戻ってます!
あまりに吐き気がひどく食事もままならなかったので先生に相談し、SSRIをレクサプロに変えてもらいました。
そこから、ほんとうに少しずつですが回復していったように思います。
時間薬というのも大きかったかもしれませんが。。
つづきます。
↓スキンケアの最後に使っています。最強の保湿剤です(笑)ジャータイプもありますが、わたしはチューブタイプを使っています。一回に使う量はコメ粒程度。一本でかなりもつのでコスパも悪くないと思います。