前回の続きです。
適応障害になってしまった友人からはLINEが来るようになりました。
その内容は「生きているのが辛い」「生きている意味が分からない」「何しても治らない」「結婚したいけど、病気を持った私なんてできるはずがない」「友達の結婚や出産が喜べない」などといったものでした。
そんなLINEが来るたびに私なりに励ましてはみるのですが、あまり彼女の心には響いていないようでした。
”健康なあなたにはこの気持ちは分からない”という感じだったと思います。
そして工場の仕事は人手不足でどんどん忙しくなりました。
平日の9:00~16:30まで働いていたのですが、休憩時間以外は本当にずっとアセアセと動いていました。
朝起きたら家事や育児。
それが終わればパートでアセアセ。
そしてすぐに保育園へのお迎え。
家に帰ったら寝るまで家事育児。
土日もイヤイヤ期の娘と24時間一緒。
一人で好きなことをする時間は皆無でした。
立て続けに精神疾患をもった新人さんが入ってこられたこと。
友人が適応障害になったこと。
そして毎日忙しくしすぎたこと。
自分の時間を全く持てなかったこと。
このことで、自分では気づいていませんでしたが、かなり精神的に疲れていたように思います。
そしてある日事件が起こります。
いつも通り、工場での作業をしているとき。
いつもの機械の音とは違う「ウォー…ウォー…」という音が聞こえてきました。
私は機械のどれかの異常かと思い、ひとつひとつの機械を見て回りました。
しかし機械の動きはいつも通り。
一通り工場の中を回っていると。
その「ウォー」という音は、新人さん②が発していた奇声だということに気が付きました。
しかも、バリ取りをしながらも、体の動きがおかしかったのです。
何と言ったらいいのか…もがき苦しんでいるようでした。
奇声を発しながら、もがきながら、作業をしている新人さん②を見て、とっさに”怖い!!”と恐怖の感情が沸いてきました。
本来ならば、「大丈夫ですか?」と声をかけるべきだったと思います。
でも、怖すぎて近づくこともできませんでした。
そのとき上司は外回りで席を外しており、私は新人さん②の異常を誰にも言えず、自分の中の怖いという感情が膨らんでいくのを感じました。
少しして上司が外回りから帰ってきたときには、すぐに報告しました。
新人さん②は調子が悪いということで、早退していきました。
その後すぐに、新人さん②はぱったりと工場に姿を見せなくなりました。
上司に、どうしたんですか?とたずねると「病院へ行ったら重度のうつ病ということで、即入院になったんだよ。今は精神科に入院してる。」という事実を聞きました。
それを聞いた私はまた「怖い」という感情になりました。
いつしか、他人の影響を受けやすい私は「新人さん②や友人のように、わたしも精神障害になって仕事を続けられなくなるのではないか?」という恐怖が頭から離れなくなるようになっていました。
仕事中も前のように集中することができず、恐怖の感情が頭の中をグルグル。
そしてすぐに、”夜眠れない”という症状があらわれました。
ここから一気に色々な身体症状が現れていくことになります。
続きます。
↓自分なりにコスパなど調べて、洗剤➕柔軟剤をやめ、コレひとつにしてみることにしました。使い心地またレビューいたします!